まず主食かどうかを確かめる
パッケージでまず見るべきなのは、その製品が主食として与えられるフードかどうかです。栄養が完全でバランスがとれ、それと水だけで必要な栄養を満たせるように作られた総合栄養食と、おやつや補助として作られた製品があります。見た目が似ていても、後者だけを与え続けると栄養が偏るおそれがあります。次に、成長期、成犬・成猫、高齢期など、どの年齢段階向けかを確認します。成長期は必要な栄養の量と割合が違うからです。
与える量はパッケージの表を出発点にし、体型を見て調整します。表示の読み方、切り替えの手順、おやつの管理をまとめました。
パッケージでまず見るべきなのは、その製品が主食として与えられるフードかどうかです。栄養が完全でバランスがとれ、それと水だけで必要な栄養を満たせるように作られた総合栄養食と、おやつや補助として作られた製品があります。見た目が似ていても、後者だけを与え続けると栄養が偏るおそれがあります。次に、成長期、成犬・成猫、高齢期など、どの年齢段階向けかを確認します。成長期は必要な栄養の量と割合が違うからです。
原材料はふつう多く使われている順に書かれていますが、水分の量によって順番が違って見えることがあり、それだけで品質は判断しにくいものです。成分表のたんぱく質や脂質の数値も、ドライフードとウェットフードでは水分が大きく違うため、そのまま比べてはいけません。比べるなら同じタイプ同士で見るか、水分を除いた基準に換算する必要があります。特定の原料が入っているかどうかより、その子がよく食べ、便の状態と体型が良いかのほうが大切な判断基準です。
パッケージの給与量の表は、体重ごとに一日に与える量を示す出発点です。同じ重さでも製品によってカロリーが違うので、ほかのフードの量をそのまま当てはめてはいけません。表の値は平均的な動物を基準にしたもので、活動量が少ない子や避妊・去勢した子は表より少なくてよい場合があり、活発な子はもっと必要な場合があります。一日の量を決めたら食事の回数で分け、目分量ではなくはかりで量ると誤差が大きく減ります。
体重計の数字より、体の形のほうが多くを教えてくれます。上から見下ろした時に肋骨の後ろで腰が少しくびれて見え、わき腹を手でなでると薄い脂肪の下に肋骨が触れる程度が、一般に理想的な体型とされます。肋骨がはっきり見えるならやせ気味、押してもなかなか触れないなら太り気味です。動物病院ではこうした基準を点数にした体型評価を使うので、健診の時に今の点数を聞いておくと目安をつかみやすくなります。
フードを急に変えると、嘔吐や下痢が起きやすくなります。一週間以上かけて、今のフードに新しいフードを少しずつ混ぜ、割合を増やしていきましょう。最初の数日は新しいフードを四分の一ほど、次に半分、次に四分の三と増やすやり方がよく使われます。途中で便がゆるくなったら前の割合に戻し、数日続けます。猫は好みにうるさく、急に変わったフードを拒んで食べなくなることがあり、猫が長く絶食するのは危険な場合があるので、急がないでください。
おやつは一日の総カロリーの10%以内にするのが、よく使われる目安です。おやつをあげた日は、その分フードを減らさないと体重が増えてしまいます。しつけでおやつを多く使うなら、一日のフードの一部を取り分けてごほうびに使う方法もあります。人の食べ物は味付けや油、塩分が多くて合わないことが多く、少量でも危険な食べ物もあるので、むやみに分けないでください。危険な食べ物は別の記事にまとめています。
猫は動物性たんぱく質に大きく頼る肉食動物で、タウリンなど特定の栄養素を食事から必ずとる必要があります。そのためドッグフードでキャットフードの代わりにしてはいけません。猫はもともとあまり水を飲まないので、ウェットフードを混ぜたり水入れを何か所かに置いたりすると水分補給の助けになります。多頭飼いなら、お互いのフードを食べないよう食事の時に分けて与えると管理しやすくなります。
体重が増え続けたり減り続けたりする時、フードを変えた後に嘔吐や下痢が続く時、食欲が急に変わった時は、フードのせいだけにせず獣医師に相談してください。病気のある子には療法食が必要な場合があり、減量も速すぎると害になることがあるので、目標とペースは獣医師と一緒に決めるほうが安全です。この記事は一般的な情報で、個別の量は製品表示と獣医師の助言に従ってください。
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